クラニアル(頭蓋骨)テクニックとは

 

頭蓋骨や背骨の隙間には「脳脊髄液」という液体で満たされています。
この「脳脊髄液」は、脳や脊髄を守るクッションのような役割、また脳や神経への栄養物質の輸送、老廃物の排泄をする新陳代謝を行っています。

この脳脊髄液がスムーズに循環している事で、私たちの生命活動が正常に行われます。

この生命活動のポイントとなる脳脊髄液の流れが悪くなると、
自然治癒力が低下し免疫力も下がり、神経系の障害が起き、自律神経失調症となることがあります。
いわゆる「身体の調子が悪い」といった状態に陥ります。

クラニアル(頭蓋骨)テクニックは、この流れをスムーズに循環させるように頭蓋骨にアプローチします。

例えば、腎臓の機能が低下していたり、骨盤に歪みや制限が出ている時には、側頭骨に歪みがあったり、動きが悪くなっている事があります。
また、前頭骨の歪みや問題がある場合は、肝臓の歪みや問題として表れることがあります。

こういった頭蓋骨が原因となっている問題を、クラニアル(頭蓋骨)テクニックによって見つけ出し、調整していきます。

クラニアル(頭蓋骨)テクニックによって脳にたまった脳脊髄液がスムーズに流れ、自律神経の働きが良くなる


内臓テクニックとは

 

内臓は普段の食生活やストレスによって機能が低下してしまいます。
また内臓も歪みを起こしたり、位置がずれていきます。これらも内臓機能が低下します。

また、多くの内臓疾患の原因は、内臓にたまった毒素をうまく排出できないことから起こります。
内臓テクニックは、内臓を刺激することで、正常に機能する正しい定位置に戻し、内臓にたまった毒素の排出を促します。
毒素が抜けた臓器は本来持っている機能や位置感覚を取り戻し、正常に働くようになります。

例えば、胃腸の調子が悪い方は、後頭部に頭痛が出ることがあります。
また、お酒をよく飲まれている方は、肝臓が腫れていたり変位していることが多く、回盲部に毒素が溜まっている場合もあります。

このような、内臓の歪みや変位が原因となって出てきている不調を、服の上からやさしく触れるだけで調整していくのが591コンディショニングの内臓テクニックです。

 


 

クラニアル(頭蓋骨)テクニック・内臓テクニックが必要な理由

人は生まれつき頭蓋骨・内臓の問題を抱えていることがあります。
まずお母さんのお腹の中にいるときに、その人の内臓の弱い所があらわれます。
この弱い所は受精してから4カ月くらいで決まるといわれています。

お腹の中で脳が発達してくると頭が重くなり、頭が下に向き、頭から産道を通って出産しますが、
産道を通るときに頭蓋骨に歪みや問題が起こることがあります。
乳児になると、授乳の向きや縦に抱っこすることで、骨盤が硬くなります。
幼児から思春期にかけては、偏食や、食べ過ぎ、拒食などによって内臓に問題が出てきます。
社会人になると、ストレスが頭蓋骨の歪みに大きくかかわってきます。
また、偏った食事、添加物の多い食事をすると、内臓に負担がかかり、内臓の機能が低下します。

つまり、生まれる前から現在までの、頭蓋骨と内臓の歪みとなる原因が積み重なって、
現在の痛みにつながっていることがあります。

 

積み重なった原因となる歪みを取り除くのが、クラニアル(頭蓋骨)・内臓テクニックです。

 

胎児の時に頭蓋骨や内臓の歪みが出る場合があります

 

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