大学生の時、練習試合で、当時名古屋グランパスエイト所属の本田圭佑選手(現 ACミラン所属)と何度か戦った事がある。
その中でも、よく覚えている試合がある。
僕が2年生の時、彼は、高卒新人選手にも関わらずレギュラーだった。
印象は、頭が良くて、高卒とは思えない程、堂々としていて存在感があった。
その試合で、僕自身、恥ずかしながら2枚のイエローカードをもらって退場してしまった。(2枚ともショルダーチャージで相手を吹っ飛ばしてしまった)そんなファールじゃないよ(笑)
僕がベンチに帰っているまさにその時だ、本田選手が僕らのベンチに向かって「もう一人入れて」と言ってきた。
玉田選手や楢崎選手などベテランが出ているにも関わらずリーダーシップを取っていた。
先輩達が「本田◯◯に◯◯なよ」的な野次を言っていた。
僕は、その時コイツは凄い奴になるかも〜と思っていた。
試合は、結局もう一人入れて11対11で戦って1対0で負けた。
その1点は、本田選手の代名詞、ブレ球フリーキックであった。
あの2010の南アフリカワールドカップのグループ予選 デンマーク戦で決めたブレ球フリーキックは必然だったのかもしれない。
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